古澤 巖

1974年全日本学生音楽コンクールバイオリン部門中学生の部第1位。1979年日本音楽コンクールバイオリン部門第1位受賞。
桐朋学園大在学中、3年間シャンドール・ヴェーグのマスタークラスを受講。
1982年桐朋学園大学首席卒業の夏、小澤征爾にボストン交響楽団のタングルウッド音楽祭に招かれ、2カ月間、学生オーケストラのコンサートマスター及び室内楽をルイス・クラズナー(ベルク協奏曲を進呈された)に師事。夢のアメリカに圧倒される。
1983年初め、2年間の文化庁給費留学生としてアーロン・ロザンドの勧めでフィラデルフィアのカーティス音楽院(全員奨学生)に編入(年齢制限オーバーの為)。
レナード・バーンスタイン、セルジュ・チェリビダッケ等と演奏、素晴らしい講義に明け暮れる。この頃より夏はチューリッヒでナダン・ミルシタインに、フランスでイヴリー・ギトリスに習い始める。
1984年イタリア、ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリン・コンクール優勝。同時に、アメリカでの厳しい現実に直面、ストリートプレイや肉体労働を体験。
1985年春、パーム・ビーチ国際ヴァイオリン・コンクールでビオラのポール・コレッティの名演に触れ、彼の助言によりその春カーティス音楽院を卒業直後、ザルツブルクのシャーンドル・ヴェーグの門を再び叩く。
ウェイティング・リストを飛び越えモーツァルテウム音楽院ヴェーグクラスに入学。2年間ザルツブルクでの修行の間、バイトに帰国した1986年夏、木曽福島音楽祭で葉加瀬太郎に出会い、新しいステージ創りを始め現在に至る。
今までに、ヨーヨー・マ、ステファン・グラッペリ、ミハイル・プレトニョフ、アサド兄弟、ペーター・ダム、高橋悠治、アイススケートショー等と演奏。1988年より4年間、東京都交響楽団の世界ツアーの為、
年6回のソリストと月1回コンサートマスターを兼任。
1989年「カフェグレコ」CM、1993年「ピース・ライト・ボックス」CM、2017~18年NHK Eテレ「旅するイタリア語」出演。
毎年12月に開催しているベルリン・フィルハーモニー管弦楽団メンバーとのツアーでは、イタリアの作曲家ロベルト・ディ・マリーノの新作を世界初演。

2018年より品川カルテットを主宰。
2018年より洗足学園音楽大学客員教授を務め、学生達と年1回のコンサートを担当。
最新アルバムは、2020年5月13日にリリースしたベルリン・フィルハーモニー・ヴィルトゥオージとの頂点を極めた至高の弦楽アルバム「Violon d’amour」。

宗次コレクションより最高のストラディヴァリウス「サン·ロレンツォ」(1718年製)を生涯貸与。

※古澤巖のアーティスト名表記を、2020年5月13日アルバムの発売を機に、下記の様に変更しました。
   巌 (旧) → 巖 (新)